数年前からの計画である「密かにSTGブログ化」を目論み中

STG紹介#8「SOLID AETHER」これ以上無いほどシンプルなグラフィックとゲーム性の弾幕STG

敵を撃って弾を避けさせて下さい。それだけが私の望みです。っていう心も身体もシンプルなシューターには「SOLID AETHER」というSTGがオススメですので、ここで紹介しておきます。2018年の4月頃にニコ動に「たまにはこういうゲームがあってもいい……よくない?」といった感じのノリでアルファ版の紹介動画が投稿されて、同年の9月にSteamにてリリースをキメましたが、4月時点で完成度が何%くらいだったのかは分かりませんが、「たまにはこういうゲームがあってもいい」的な感じでサクッとSTGを出して好評を得るほどの才能の持ち主であるのなら、次は「今回はこういうゲームがあってもいい」、さらにその次は「こういうゲームはいかがかな?」などと言って次々と良作を生み出して頂きたいですね! Steamを戦闘機乗りの楽園にするのじゃ。

唐沢

変わったデザインのSTGだな!
読み方は、えーと…「ソリッド ィアーザー」?

シャオリン

「ソリッド エーテル」ね。
エーテルっていうのは相対性理論の登場以前に考えられてた、光を伝達する空間上に満たされた媒質のことよ。

ユンファオ

(「魔力の源」だと思ってた…)

残機数やスコアすら表示されない、徹底されたシンプル化

ご覧の通り、この世界を構成するものは、真っ白の背景、黒い四角形の敵、黒い敵弾、四角形の自機、白い四角形のショットのみであり、残機表示やスコア表示すら表示されていないという限界までシンプルなデザインに仕上げられておりまして、残機とスコアは表示されないというか、その概念が無いというのが正確です。残機が無い代わりにシールド制、スコアが無い代わりに敵の撃破数とボス撃破タイムがやり込みの指標なので、スコア稼ぎは存在しません。最近のSTGにありがちな、やれスコア倍率、やれハイパーといったシステムが煩わしいという旧時代の古強者には、ある意味向いているゲームかもしれません。その代わり、ボムも無いがなハハハ。

グラフィックだけでなくルールまでシンプルを追求したという事は、ゲーム的な要素も少ないという事ですし、これがアーティスティックに見えるか、それとも単なる手抜きに見えてしまうかによって好き嫌いが分かれそうですので、無印良品が好きか嫌いかで事前に推し測ることができないかと思う今日この頃です。個人的には、敵撃破時に発生する波紋が円形ではなく四角形なところにセンスの良さを感じますし、SEも爆発音ではなく何かの楽器を叩いたような音がチョイスされてるところも素敵ですし、アンビエント(環境音楽)といって、楽曲のテーマを前面に押し出すのではなく、その場の雰囲気を音で表現したようなBGMが使用されているのですが、そういったところも含めてとてもアーティスティックにまとめられていると思います。ゲーム全体がアートなんですよ、このシューティングは。

芸術的なセンスが感じられるかどうかは、人によって違いがありそう。

難易度は極めて低い

商品説明で「ハードな難易度を求める人やスコアタが特に好きな人には向かないかも」と堂々と書かれているだけあって、シューティング初心者に大変優しい作りになっていて安心して遊ぶことができます。全4面構成で難易度選択なし。3~4面あたりはそこそこの弾幕にお出迎えされることになるのですが、自機のシールド回復もかなり早く、1ステージ内で20回くらい被弾してもボス撃破まで漕ぎつけるほどですので、ヤケクソ起こして弾避け完全放棄とかやらなければ弾幕素人の人でもどうにかこうにかエンディングを観ることはできるのではないでしょうか。

各ステージごとに弾幕の特徴付けが意図的に変えられてるところも面白いです。ちなみに私は3面が非常に苦手で、1~2面は初回プレイでも被弾ゼロで進められたものの、3面では10回近く被弾するという体たらく。他の弾幕シューではあまり見られない特徴付けだからといって、ここまで対応力が低くなるものかと感心させられた節さえあります。

1面は速い弾が混ざっているものの、それは自機方向には飛んで来ないので問題ない。

2面は自機の移動を制限されるような、線状の弾幕が特徴的。

3面の弾は”生きている”。めっちゃカーブしたり蛇行したりするから困る。

4面。ム・ズ・イ☆ しかし頑張れば何とかクリアできそうな調整が魅力的である。

全体的に見た感じは難しいのですが、実際にプレイしてみると思ったよりは弾避けが出来るのが面白い。避け道が作られていて、なんとなく自機がそこへ誘導されていくような、言い方を悪くすれば開発者の手の上で踊らされているという事なんですが、プレーヤーが気持ち良く遊べるのであればそれでいいわけですし、このゲームの魅力の一つとも思っています。実際にやってみればわかります。

下の動画は弾幕STGは完全に素人と思われるゲーム実況者のクリア動画です。プレイ中の彼の言葉は正解があれば誤りもあるのですが、試行錯誤の果てにとうとうクリアに至ったようでして、観ていて気持ち良かったです。初心者がここまで出来るようになるの!?…といったような感想を抱くのではないでしょうか。

動画のようなノリで初心者の人にも弾幕STGの面白さが伝われば嬉しいですね。STGの面白さは、死亡、学習、試行、突破、そして死亡の繰り返しの中に見出すことが出来ますので、動画にはエンタメ性はあるものの、STGそのものの面白さは絶対に伝わりませんので、自分の手でプレイしてみることをオススメします。

無限、そして永遠、エンドレスモード

公式がスコアタは無いって言っているのに、それでもやり込みたい人はエンドレスモードがオススメです。

唐沢

よっしゃ! ステージ4をクリア! たしかに他の弾幕STGと比べたら段違いに遊びやすいゲームだったな。

ユンファオ

クリアおめー。

唐沢

短時間で気持ち良く遊べて面白かったよ。でも、あんたにはチョット物足りないんじゃない?

ユンファオ

ノーマルモードは流石に私は飽きたけど、代わりにエンドレスモードで遊んでる。

唐沢

あ~、エンドレスモードってあったね。自機がやられるまで敵が出続ける感じ?

ユンファオ

うん。でもシールドが回復しない上に時間が経つとどんどん敵の攻撃が激しくなってく。敵を2000機撃破したあたりから結構ツライ。

撃破数2000くらいから結構ツライ。

シャオリン

エンドレスっていうから、1時間とか2時間とかの長時間耐久弾避けゲームになるのかと思ったら、5~10分くらいでだいたいゲームオーバーになるのね。

ユンファオ

上手な人なら1時間とか2時間とか、生き延びられるかもしれないけど…。ああ、私も無限にエーテルの波を越えて弾幕の海を渡って行きたい。いつまでも、どこまでも。

↓4倍速動画。


ところで、くだらなすぎて本文中のどこにも差し込む空気が無かったのでこんな最後の欄外的な場所に書くわけですが、自機の四角形がカワイイ。ゆったりクルクル回転してるのですが、移動してる間はクルクルが速くなるところが、なんか萌えますので、GIFを貼っておきます。

停止、低速移動、高速移動によってクルクルの速さが変わる。かわいい。

唐沢

……は?

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