数年前からの計画である「密かにSTGブログ化」を目論み中

STG紹介#10「怒首領蜂大復活」今日から君もケイブSTGシューター!初心者から人間卒業者まで全ての層を虜にする傑作タイトル

ここ数日はヴァルシュトレイやクリムゾンクローバーのスコアアタックにハマって、誰かが読んでいるのかどうかも知れないSTG紹介記事シリーズを少し休業中でしたが、第11回で突如終了になってしまう確率が「私が真緋蜂改を撃破する確率」と同等程度あるにしても、ようやく記念すべき第10回までは漕ぎつけたということで、ここらで一発、現代でも遊べる傑作シューティングの一つを紹介しておこうと思います。
その名は、「怒首領蜂大復活」。

責任をもって大復活は早めにピックアップしておかないと…みたいな謎の使命感みたいな感情も湧いてきていたところですし、ちょうどいいタイミングです。

唐沢

「死ぬがよい。」はいつの間にかちょっとだけ有名になったよな。主にニコ動とかで。

シャオリン

初心者シューター向けのSTGっていう評判をよく聞くわね。

ユンファオ

同じ難易度設定で初心者から上級者まで楽しめるSTGなんて滅多に無いんだけど…この大復活はガチ。

他の弾幕STGと比べて自機が圧倒的に強い

大往生やケツイあたりで難しくしすぎて、「すぐ死ぬからつまんない」って言いだしたユーザーが大量発生したのか、ようやく危機感をわずかに感じ始めたCAVEは「それなら絶対に抱え落ちしない自機を作ろう」と思いついて、本作に実装されました。大復活の自機はオートボムシステムを標準装備しているため、ボムが残ってるうちは絶対に死にません。
むしろ「簡単にゲームオーバーになれない」と言わせてもらおう!
捨てゲーできなくて辛いレベル。ゲーセンで稼働当時、ヒバチ討伐を掲げて裏二週目の練習に明け暮れたい上級者たちはゲーセン店員とグルになり、筐体にリセットボタンを装着、あるいは電源コードを自由に抜き差しする権利を与えてもらうところまでがデフォだったかと思います。家庭版ではそのステージの最初からやり直せるリスタート機能が搭載されているので、死ねないストレスからは解放されました。

1回だけエクステンドすると仮定すると、ゲームオーバーになるまでにプレーヤーに許される被弾回数は、なんと21回。宇宙一固い自機の爆誕である。

さらに、今回のハイパーショットは敵の弾を打ち消す機能が付いていることですし、ハイパーを的確に緊急回避に使っていく事でボムすら温存できるという大判振る舞い。敵を圧倒できるハイパーの攻撃力、そして弾消し効果もあるので中ボス程度の敵ならハイパーで文字通り封殺してボコる事ができ、爽快感は高いです。ハイパーを使うたびにペナルティランクなるものが上昇し、敵の弾が固くなって消しにくくなるものの、なんと言ってもハイパーのバックにはオートボムが控えているという二段構えですので、弾幕初心者の方でも安心して楽しく遊ぶことができます。4面までは。5面はビットで皆殺しにされます。

ハイパーを発動時に一瞬無敵となり、その後も弾消し効果のあるショットを撃てるので実質無敵。

ちなみに自機は3機種3スタイルの組み合わせから選択できるのですが、機種はAタイプが高ペナルティランクでも弾を消しやすい特徴があるため最初は扱いやすく感じるのですが、4面と5面の中型機処理が非常に厳しいので慣れてきたらBタイプがオススメで、スタイルは「ストロング」に比べたら他の2つはカスですので、「ストロング」一択でいいと思います。Bタイプ・ストロングスタイルあたりが鉄板ではないでしょうか。

唐沢

ストロングスタイルって、ボムスタイルとパワースタイルのいいとこ取りの性能だよな? ペナルティも特にないし、ストロングを選ばない理由なんかあんの?

ユンファオ

ストロングスタイルは元々はアンロックされてた隠しスタイルだから。アンロックされた当初はチート機体っぽい扱いだったけど、今ではこっちがデフォっていう風潮。

唐沢

ふ~ん、なるほどな。むしろ私はストロング以外ではまともにプレイできる気がしねえ。

初心者から上級者まで遊べる間口の広さ

CAVE製STGなのに初心者シューターが遊びやすいゲームである事に間違いありません。しっかりCAVEっぽさが全開ですし(色んな意味で)、東方あたりをプレイしてるうちにCAVE製の弾幕STGに興味が出てきた、みたいな人にもうってつけだと思います。バッチリCAVE世界を堪能しつつ、東方とは真逆の性質を持つ超攻撃的弾幕ゲーを楽しめます。

一方で、初心者向け措置が強力すぎるせいで、これまで白往生の二週目などの修羅を潜り抜けてきた歴戦の働き蜂には居場所が無いのかと思いきや、そのような連中専用の獄滅で極戮な難易度の裏二週目、お馴染みの大佐蜂、お馴染みの真ボスも存在しますので、せいぜい安楽死してほしいと思います。

裏二週目の5面。敵の攻撃が2倍も3倍も激しく、常人にはクリア不可能な領域。

このゲームの素晴らしいところは、初級者的な遊び方と上級者的な遊び方(スコアアタック・裏二週目攻略など)がプレイスタイルによってコロリと変わり、しかもそれを同一難易度設定上で実現しているところだと思います。単純に初心者はEASY、上級者はHARD、みたいな線引きの仕方よりも芸術性が高くスマート。強制ボンバーマン化システムのおかげでクリアするだけなら比較的簡単に達成できるのですが、ハイスコアを狙ったり二週目突入を目指したりすると途端に難しく、よく言えばやり応えがありまくりのいつものCAVEシューに化けるという、調整面での完成度の高さは神がかってると思います。ホント神ってる。

ストーリー

怒首領蜂大往生は月の都市での大規模戦闘でしたが、エキスパート強化タイプのエンディングではエレメントドール「エクスイ」がデータの海の中で何か「見てはいけないもの」を見たとかで、血の涙を流しながらパイロットをヌッコロス場面があったかと思いますが、その時エクスイは「(歴史を)やり直さねば」と考え、首領蜂隊への離反を企て、タイムワープ装置を使って過去の時代に大量の物資をこっそりと6年間掛けて送り込んでいました。その反逆行為をロンゲーナ大佐は見逃すことなく、自慢の首領蜂部隊(主人公たち)にエクスイ率いるエレメントドーターたちの追撃を命じる、というものです。ボスとして登場するエレメントドーターらが「追跡者確認、攻撃を開始します」って言ってくるのは、そのため。

エクスイはこの過去の時代の『ある建物』を破壊する事で未来(大往生時代)の惨劇を食い止められると踏んでいたのですが、結局この離反を引き起こした事が惨劇の未来に繋がってしまうという、ループモノの話ではよく見るオチ。5面のBGMは「「あの未来に続く為」だけ、の戦いだった」というタイトルが付けられており、このストーリーの始まりから終わりまでを表現しています。結末としては、エクスイ率いる反乱分子は無事に鎮圧され、大佐の無敵の戦闘軍団も護ることができて、めでたしめでたし。涙と鼻水の覚悟さえしなければハッピーエンドを迎える事ができます。

ちなみにエクスイが目を付けた『ある建物』というのが何なのかよく理解できていないのですが、ケイブ社の事でしょうか。

華麗なるボス(エレメントドーター+α)紹介

怒首領蜂大往生では味方であったエレメントドールたちが、身長50メートル近い可変巨大美少女ロボットであるエレメントドーターとなり、大佐の命令で過去へやって来た追跡者であるところの主人公の行く手を阻むのですが、はじめて公開された大復活のキャラ画像に描かれていたアイを見て、誰もが主人公のサポートをするために自機に同乗するエレメントドールだと思い込んでデレデレしていたのですが、まさかの巨大ロボでボスキャラ。しかも腕とか脚とか腹が空洞になってたりする超上級者向け。自機が巨大なアイにガッツリ握り潰されてるメインビジュアルが初公開された時、多くの首領蜂隊員が「は…?」ってなったと思います。さすがCAVE、誰一人予測していなかった事を平然とやってのける。

怒首領蜂大復活のメインビジュアル。アイの素性が初めて判明した。

1面ボス「A.I(アイ)」

「追跡者確認、攻撃を開始します」

大復活の看板娘的な存在で、1面のボス。最初のボスだし、エクスイが作ったプロトタイプ型というだけあって弱く、セーラー服によりお腹の空洞部分が隠れているため萌え的な方面においても初級者向けのドーター(娘)である。大復活の特徴の一つである「敵のレーザー攻撃」を初披露してくるものの、今やストロングスタイルが標準となった自機の敵ではなく、軽く殲滅されてしまう。

最初は全翼機姿の「飛行モード」で登場し、3カウントの後に人型の「戦闘モード」へ移行。メインビジュアルの「誰か、私を止めて。」とは、主であるエクスイからの追跡者殲滅命令と、人類を護るというエレメントドールとしての本来の存在意義との間で揺れる感情から来るもの。BGMのタイトルでもある。

最初のボスというだけあって、かなり弱め。怒首領蜂大復活のアイドルである。

2面ボス「ネクスィ」

「敵機確認、直ちに殲滅する」

ネクスト・エクスィ、略して「ネクスィ」。元々はエキスパート強化型のエレメントドールであり、今回の離反の首謀者でもある存在が何故5面ではなく2面ボスとして登場するのかよく分からないのですが、2面ボスすなわち初心者殺しボスを作るにあたり「エキスパート強化型」そして「離反の首謀者」の肩書で初心者を精神的に追い詰めようとするIKD氏の策略の可能性あり。「戦闘モードへ」と言いながら機体をクルリと翻して変形、右手だけ腰に当てる女性式仁王立ちの姿となり、引き続き初心者を精神的に威圧してくる。後半は「戦闘モード」と「殲滅モード」をこまめに切り替えながら襲ってくる。変形モーションが一番華麗だと思っている。それにしても、戦闘するモードと殲滅するモードって何が違うんだろう

前半戦の水上戦闘艇形態の時に放ってくる「壁弾」はパターン化しないと被弾必至、後半戦の戦闘機形態は高速弾で被弾を誘う、初心者にとってはなかなかに強力な敵である。

変形モーションが華麗。

3面ボス「ぱふぇ☆」

「待ってー! あたしがやっつけちゃうんだから☆」

エクスイがネーミング・言語プログラムをしたとは到底思えない(大佐ならあり得る)、キャラの濃いエレメントドーター。というのも、正式名称は「パーフェクト」といって、大往生戦争時代の末期に開発された最高級エレメントドールがモデルになっていて、とても精密かつ微妙なバランスで構成されていたため、エクスイが再構成しようとしたらうまくいかなくて言動と行動がブッ飛んだものになってしまったらしい☆ 大戦末期の最高級エレメントドールというだけあって潜在能力は5人の中で一番高く、特に「もう怒ったお」の後の最終形態の攻撃は対処方法を知っておかないと非常につらい☆

他の4人と違って最初に人型の姿で登場し、途中から巨大な攻撃プラットフォームとドッキングして戦う。人型の時のテンション高いメイドさんみたいにクルクル華麗に回転しながら弾幕を放ってくる姿はなかなか可愛らしい。

キャハハハハ☆もう降参しなさ~い!

4面ボス「レイン」

「そこの戦闘機、止まりなさい!」

っていうギャグと共にロケットブースターを纏った状態で登場するボスで、レーザー強化型エレメントドール「レイニャン」がモデル。レーザー強化型というだけあってレーザー攻撃が豊富だが、やはりストロングスタイルが標準となった自機には通用しない。どちらかと言えばボス本体が放つ高速弾の方が怖い。特に中盤の「モードチェンジ、Shoot」を許してしまうとかなりツライ。一方で弱点も多く、攻略方法を知っているかどうかによって難易度がだいぶ上下するので、ぜひとも覚えて軽く切り抜けたいところ。慣れてくるとぱふぇ☆よりも安心して戦える☆

攻撃パターンが豊富で、甲高い声で「たあー!」を連発するためとても賑やかな戦闘になること必至。「Shoot」移行時の脚を折り畳むモーションの瞬間、ドレスの中の鋼鉄のパンツが拝めます。

両手のロックバスター的なパーツから巨大レーザーが出るかと思ったが、そんなことはなかった。

5面ボス「シューティ」

「敵機発見致しました、直ちに敵対行動に移ります」

もっとも純粋で基本的なエレメントドールである「ショーティア」がモデルになってるエレメントドーター。『もっとも基本的』なクセにゲーム内での戦闘力は他の4人とは比べ物にならないくらい高く、さすがのラスボスである(表向きは)。初心者向け措置満載の大復活ですが、こいつだけは簡単には突破させないっていうIKD氏の思惑がぷんぷん漂います。非常に難敵。攻略を安定させるには、ハイパーの使用タイミングと無敵時間を利用したオーラ撃ちなどをパターン化させるがよい。

特に最初の攻撃形態の第3波(青針弾を連射しながら降ってくる無敵ビット)の攻撃がかなり難しく、ハイパーか決めボムで飛ばす。第二形態は「アタックモード」まで行けば攻撃が緩くなるが、その直前の「燃え尽きなさいませ」のセリフと共に放たれる爆風が怖いので、なるべくその前に「最終攻撃モード」に移行したい。アタックモード移行はプラットフォームをドダイにみたいにして人型のシューティが上に立ち、指先およびミニスカとロンスカの両性質を兼ね揃えた素敵衣装から弾をばら撒き、そのあとは発狂して「ハッ!燃え尽きなさいませ!ハッ!燃え尽きなさいませ!」と恐怖の爆風攻撃を連射。かつて「ボム子」とまで呼ばれたボム強化型エレメントドールの面影を残している点が設定デザイン的に素晴らしい。

他の4人のボスとは段違いに強く、裏二週目を狙う上での最難関。

獄滅極戮至高兵器「ゴールデンディザスター」

2週目のみに登場する、通称「大佐蜂」と呼ばれる、真ボスの前座的な存在。初代怒首領蜂の「最終鬼畜兵器『蜂』」と比べるとだいぶ恰幅が良くなり、個人的にはカッコ良さは下がってしまったが、弾幕の激しさと狂気は激しく上がっている。というか耐久力がありすぎてまともに戦うとジリジリやられてしまうので、ハイパーと決めボムのパターン化祭りでさっさと乗り切ってしまった方が良い。どう考えても正攻法では避けられない。

1~5面までのボスが巨大人型ロボットに変形するので、ゴールデンディザスターも大佐型のロボに変形するのかと思いきや、大佐はあくまでもパイロットの模様。ただでさえ意味不明な大佐語に加えて設定まで意味不明になると手に負えない。

まず固すぎて吹く。

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一見ただの文字化けですが、Leet表記という特殊な表記方法で読み方は「HIBACHI」。火蜂→秘蜂→緋蜂と来たので、次はどんな漢字が充てられるのかと思いきや、世界中の誰一人とも予想していなかったLeet表記。さすがケイブ。というわけで、一般的に大復活のひばちはカタカナで「ヒバチ」と書かれます。

大佐蜂と同様に、普通に弾避けしようとすると100万回後悔することになるので、ハイパーと決めボムで。

最後の攻撃は通称「後光レーザー」。ガチ避けするしかない。

ちなみに「後光レーザー」の直前に蜂の姿から変形して人型になるのですが、今でこそヒバチもまたエレメントドーターで女性の姿をしていることが設定資料集により判明しているものの、ナイストゥミーチュー当時は、大佐が乗ってた蜂から緊急脱出するように飛び出してくることから、
パワードスーツみたいなものを着た大佐ご本人

ではないかと踏んでいたのですが、さすがにそれは無くて少し残念な気もします。ちなみにヒバチのヒューマノイド形態時の公式イラストはコレ。「バ~リア~!」とか絶対に言わなそうな、冷徹無感情っぽい雰囲気のデザインとなっています。

せっかく人型設定が存在するなら他のエレメントドーターと同じように喋ったりすればいいのに、って思ったり。


シャオリン

それにしても…よく巨大変形美少女ロボットなんてマニアックすぎる世界観で売り出せたわね。しかもアーケードゲームだし。冒険が過ぎるような気が…。

唐沢

ブッ飛んだ世界観を全く恐れることなく持ち出していくのが、CAVEのいいところだったよな!

ユンファオ

発想が常に『斜め上』だったから、付いていく方も毎回楽しかった。それにCAVEのシューティングは完成度の高さが基盤にあったから、設定とか世界観が多少アレでもゲーム全体に対する信頼も高かったと思う。

唐沢

怒首領蜂大復活は特に良作STGだから、弾幕に興味ある人も無い人も一度遊んでみ!

ユンファオ

家庭版はアレンジ版がたくさん収録されてるから、コスパの面でもかなりお得でオススメ。

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