数年前からの計画である「密かにSTGブログ化」を目論み中

TGS2019レポート<試遊・散策感想>「FF7リメイク」

唐沢

なんとか整理券ゲットできたけど、次の瞬間振り返れば長蛇の列。まだ開場してから2分しか経ってないのに…。なんだかんだ言ってFF7リメイク人気すぎだろ!

シャオリン

ネットの前評判は色々言われてるけど、先行試遊したいかどうかには関係無いからね。

ユンファオ

FFのブランドぢから、おそるべし。

実を言うと、FF7は難易度がクソ低くてやり応えが無いとか、主人公がちょっとイタイとか、その他もろもろの理由があって「好きじゃないFFの筆頭」だったのですが、TGS2019の試遊を経て考えが変わりました。結論としては…

買う。買いまーす。

理由は、意外と面白かったから。

パワーアップしたゲームシステム、最初のボス戦がいきなり最高に白熱

TGS2019試遊エディションでは、魔晄炉の最奥部で警備兵とかのザコ敵と数回戦闘したあと、時限爆弾を仕掛けるシーンのムービーがあり、そのままシームレスにガードスコーピオン戦に突入し、倒せばゲームクリアという仕様。私の戦い方がとても効率的だったのか、同時に席に着いた他のプレーヤーよりもわりと早めに終了してしまった。がんばったのにちょっと損した気分だったり。

通常攻撃などをアクションゲームの要領で出していくことでATBバーが溜まっていき、そのATBバーを消費することでコマンドリストから魔法やアビリティ(必殺技のようなもん)を選択して実行。通常攻撃、回避、ガードなどで小突き、ATBバーが溜まったら技を出す。その繰り返しが戦闘の基本になります。

クラウドの通常攻撃。単体向き、範囲向き、打ち上げ等のバリエーションがある。

コマンドリストを開いてる間はウェイトモードへ移行。戦闘が超スローモーションになるので、落ち着いてアビリティと対象を選ぶことができます。

ガードスコーピオンはオリジナル版とは比べ物にならないくらい強化されているため、クラウドを掴んで拘束なんてこともやってのけるのですが、クラウドが無抵抗になっててちょいダサイことはさておき、このような場合にはキャラを切り替えて対処が必要。キャラ切り替えは十字キー上下で一瞬。クラウドが「いかずちに弱い」とかライブラみたいなことを言ってたのを思い出して、バレットのコマンドリストにある魔法からサンダーを選択して放つことで、クラウドの危機を救いました。こんな感じでATBバーの消費を強要される瞬間もあるようなので、ATBバーとMPのご利用は計画的に行う必要があるっぽい。

コマンドリストは〇ボタンで開き、その間は超スローモーションになる。クラウドが今にもヤラレそうでも落ち着いて行動を選択する事ができる。

敵にとって弱点になるような行動、例えばガードスコーピオンで言えば雷系の攻撃を受け続けるとか、敵によっては足を狙い続けたらバランスを崩してコケるとか、そういうことが「バースト状態」を誘発することがあり、一定時間ダメージが上昇しますので一気に畳み掛けるチャンスです。13にもあったな。この間にATBバーを消費してアビリティや魔法を連射、正直かなり爽快感がありますし、戦闘にメリハリが付いていい感じ。

行動不能になり被ダメが1.6倍に上昇するガードスコーピオン。強敵との戦闘ではおそらく、バースト状態をいかに呼び寄せるかに掛かっている。

ガードスコーピオンはオリジナル版に比べて強化されているので、防御システムも充実している模様。

クラウド「バリアか? この防御システムは、初めてだ」

「使えねえ」と文句を言うバレットに対して、「だったらアンタがなんとかしろ」と返すクラウド。彼の言う通りに操作をバレットに切り替えると攻撃対象の選択先にバリアの発生装置的なものが加えられている事に気付いたので、そこに向かってアビリティを撃ち込んでいくことでバリアが解除されました。バレットによる精密射撃ってコト? クラウド操作の時にもバリア発生装置を攻撃できたかどうかちょっと確認できなかったのですが、剣で攻撃してもガキンと弾かれてしまうので、たぶんバレットの魅せどころ。

クラウド「弾かれる……」 見りゃわかるw

バレットの魅せどころと言えば、敵が遠距離に居る場合も彼が活躍します。まあ、ワッカみたいなもんだよ。遠距離攻撃持ちは便利です。エアリスも通常攻撃は遠距離に対応する事が分かってますし、たぶんヴィンセントあたりもイケるな。ユフィは遠近どちらにも対応しそうなイメージ。

っていうかリメイク版のガードスコーピオンは壁移動までこなす。かっこいい。

ガードスコーピオンと言えば必殺技はテイルレーザーですが、オリジナル版の時は尻尾を上げてる時に攻撃すると反撃として使用してきましたが、リメイク版では戦闘終盤に定期的に撃ってくる模様。まともに食らうと悲惨な事になるので、鉄鋼に隠れてやり過ごせとクラウドがアドバイスをくれます。

オリジナル版ではやけに物知りなバレットが対処方法を教えてくれましたが、本来は神羅側の人間であるクラウドがアドバイスしてくれるリメイク版の方が違和感が無くていい。こんな感じでほとんどのボスに何らかのギミックが搭載されるんでしょうけど、物語が進んでクラウドをパーティから外せるようになった場合、そういったアドバイスは誰がくれるのか、ちょっと気になったり。レッドXIIIやシドあたりだとサマになるかな。クラウドとバレットの様子を見る限りだと戦闘中の仲間同士の掛け合いは結構力を入れてるように見えるので、いろーんなバリエーションを期待したいです。

ガードスコーピオン戦の最終フェーズでは、なんと自分自身を中心とする範囲攻撃と無差別ミサイル攻撃をばら撒きながら自己回復までし出すリメイク版ガードスコーピオン。つよw 対処方法は、抵抗がやんでる隙に左脚と右脚を破壊して行動不能に追い込む。で、ちょうどお馴染みのリミットブレイクが使用可能になるのでクラウドの大人気な技の一つ、凶斬りをキメてフィニッシュというアツい締めくくりです。気持ちよかった。正直やり切った感あった。

リミットブレイク技はかなり迫力があるわりに演出短めでサッパリしているので、そこがダラダラしてなくて心地よかった。

複雑化した戦闘

ここまでやって分かる見て分かる通り、オリジナル版のコマンド選択式とは全く別物の戦闘システムとなっており、悪く言ってしまえばかなり複雑化したと思います。このボスはFF7で最初に戦うことになるボスなので、リメイク作品を作るにあたってのメッセージが詰め込まれているとかなんとか。新しい要素を詰め込んでいけば複雑化するのは当たり前、そして新しいものを否定しがちなのは日本人の悪い特徴の一つで、PVを観た時点ではこの大変化に正直言って困惑したり萎えたりもしていたのですが、実際にプレイしてみてだいぶ気持ちが変わりました。演出よしBGMよしのお陰もあって、最初のボスだというのに脳も指も忙しくてかなり熱中できて楽しめましたし、こんな体験ができるならオリジナル版とは全く変わった新しいものでもいいかなと思えます。よく考えたらコマンド選択方式でラクにゴリ押ししてちゃっちゃと戦闘を済ませたいのであれば、今やひと昔前では考えられないくらいリッチになったスマホゲーをポチポチしてれば十分かなって気がしますし、FF7リメイクにあたってのこの変化はハイエンドゲーム機ならではのもの、大いに結構かと思います。

とはいえ、FF7リメイクでは当時のコマンド選択式戦闘のファンのための配慮として、ウェイトモード中のコマンド選択以外のところ(つまり移動や通常攻撃など)を自動で行ってくれる機能が実装されています。その名は「クラシックモード」。通常攻撃を自動でやってくれるってことは、ほっとけばATBバーが自動的に溜まっていくので、溜まったらコマンドリストを開いてアビリティや魔法を選択して攻撃するだけ、というオリジナル版と同じ感覚で戦闘できるわけです。まさに、クラシック。しかも自動で戦闘させておいて、ちょっと距離を詰めたいとか防御に集中したいって時にはいつでも任意で操作できるので、モード切替みたいな煩わしさは全くナシ。これは便利。たぶんレベル上げとか素材集めとか、そういう作業っぽいことをしたい時にも大活躍するハズ。

逆に、なるべくコマンドリストによるウェイトモード(スローモーション)なしでガチガチにアクションっぽく行きたいという男前には、ショートカットキーを利用した戦闘がオススメです。ショートカットキーは私が知る限りだとテイルズシリーズがかなり早い段階で取り入れていたシステムで、あらかじめショートカットキーの枠にセットしておいたアビリティや魔法をボタン一つで実行する機能。ショートカットキーの枠の数には限りがあるものの、よく使うアビリティであればコマンドリストを経由せずに出せるのでテンポが良いかと。

「ラピッドチェイン」というアビリティを、コマンドリストからではなくショートカットで呼び出している。操作していない他の仲間への技の指示も可能。

自分の腕前や好みによって戦闘の仕方を調整できる点が良心的。

唐沢

私はショートカットキーをばりばり使って、なるべくノンストップな戦闘がしたいかな!

シャオリン

激しいアクションが苦手な人は最初はクラシックモードで遊んで、慣れてきたら自分で操作してみるのもいいかもしれないわね。

ユンファオ

その時の気分で変えられるのが有難いかも。

さてゲームに関してはだいぶ良さそうなんですが、販売戦略の方はどうかなー。FF7リメイクは密度がめちゃめちゃ濃いため、みんな大嫌いな分作にする事が明言されてしまってます。しかも第一作目はミッドガル内での話で終了する可能性が高いようで、そのペースだと完結するまで一体何作掛かるの…?と不安一杯、むしろ盃から溢れそうです。つーかソレ全部遊ぶのに何年掛かるの…?

分作はよくない。しかもプレステ5が登場しようというこの時期に。どうせあとからコンプリートエディションとか出すに決まってるし、ゲーム一本は安い買い物ではないのでそれを見越して買い控えする人も大勢いるだろうし、そうするとYoutubeで動画観て済ませて「もういいかな」ってなる人が大量発生して結局コンプリートエディションすら売れない、っていうシナリオがティファのパンツ以上に見え見えなんですけど。いろんなことを新しくしてボリュームを上げるのはいい事だと思うんですが、やり過ぎも考えものだ。

今はとにかく「待たせてはいけない」時代。

人はすぐ飽きるし、新しいものがニョキニョキ生まれ出て来る。FF7と言えど完結するまでに何年も待つプレーヤーばかりではないことが、わからんのかー!

というわけで、開発に10倍くらいの人員を突っ込んで、必要なら部分的に外注もモリモリやって、ディスク1枚に入らないなら5枚構成くらいにして、ゲームとしてはソフト1本にまとめて販売してくれませんかねえ。今回のデモ版で見せてくれたような濃厚クオリティでFF7を最初から最後まで一気にプレイできるなら、定価19,800円とかでも私は普通に買うけど。

ゲームの内容はもちろんだけど、売り方をどうするかってところも超重要な時代。プロデューサーの腕の見せ所よ。

……不安だ。

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