数年前からの計画である「密かにSTGブログ化」を目論み中

STG紹介#11「東方鬼形獣」自分に合った自機選びと攻略が楽しい、初心者ウェルカムな東方シューティング

ユンファオ

STG紹介記事の第11弾は、
東方鬼形獣

唐沢

東方プロジェクトSTGも、もう17作品目か。たくさん出たな~。

シャオリン

今作はどんな感じなの? 素人にもクリアできる?

ユンファオ

カンタンな部類じゃないけど、工夫とか作戦次第で難しさがだいぶ変わってくるところが面白い。
脳筋な人には厳しいかもね。

唐沢

ぐはあっ!
東方鬼形獣
同人STGシリーズ「東方プロジェクト」の第17作品目。気軽に遊べる同人STGの代名詞。 原作がSTGである事を知らない人がいるほど二次創作が非常に盛んである。

ストーリー

昔の東方は「妖怪が霧を出しまくって全く晴れないから困ってる」とか「妖怪が『春』を集めまくってて冬が終わらないから困ってる」などお騒がせモンを退治する、みたいなノリでしたが、近頃は「幻想郷をひっくり返す」とか「人間界を支配する」とか一見穏やかじゃありません。鬼形獣もそっち系でして、地獄の動物霊たちが人間界への攻撃を企てているので、こちらから地獄に乗り込んで先手を打つというもの。結構スケールのデカそうな話になってきてます。もはや戦争。

まあ真相は意外なものでしたので、そこは面白いです。

選べる武装と強化タイプは全9種類

今作は各性能が異なる3人のキャラから1人選択し、さらに憑依させる動物霊を選択することでショットやボムの強化タイプを選択できます。3×3=9種類ですね。自機性能が劇的に変化するわけではないとはいえ、9種類もあれば自分のプレイスタイルにがっちりハマるものが見つかるハズ。

博麗 霊夢(はくれい れいむ)

対妖気の技術戦で彼女に勝つのは至難…。妖怪だけじゃなく人間相手にも強い巫女さんで、自由奔放すぎる性格と相まって時々霊夢の方が侵略者に見えたりする事もある。そんなところが素敵。

性能としてはいつも通りのホーミングショットと中威力の前方集中ショット、足の速さやボムの強さもザ・バランスタイプな設定なので、今回は初心者に扱いやすい機体になっているかと思います。後述のオオカミ霊と組むと特にバランスがいい。

霧雨 魔理沙(きりさめ まりさ)

技を超える限りないパワーが最大の武器で、必殺のボム「マスタースパーク」攻撃力、持続力ともに大変優秀なのでゴリ押し好きのボンバーマン志向のシューターにお勧めのキャラです。特にボム強化型のカワウソ霊と組むといよいよもってボムの鬼子と化し、きちんと決めボムできる人にとっては超心強い。

魂魄 妖夢(こんぱく ようむ)

わりと久々に自機になった人間と幽霊のハーフさん。2Dシューティングに斬撃持ちっていうのはわりとロマンだと思うのですが、いかがでしょう。低速移動時はレイマリと違ってショットが出ず、その代わりに刀にパワーを着々と溜め、高速移動に切り替えるかショットボタンを離したタイミングで斬撃!なかなか高威力の衝撃波を前方に飛ばします。一般的な自機とはちょっと違った感覚の操作を楽しめます。オススメはオオカミ霊憑依で斬撃乱射。

憑依する動物霊たち

安定して使いやすい。攻撃は最大の防御。

後述の暴走ロアリングモードでバリアが張れる上にボム強化、ストック増加という大判振る舞い。

個人的にちょっとイマイチ。使い方がオオカミと被り気味なうえに、それならオオカミの方が素直で強いような気がする。

キャラごとの特徴がはっきりしてるので場面やボスによって得手不得手が顕著で、さらに動物霊の憑依システムによって長所を伸ばしたり短所をカバーしたり出来るため、キャラや組み合わせを変えることでプレイ感覚が大きく変わるところが面白いと思います。

ユンファオ

たとえば、妖夢なら斬撃で5ボスとか6ボスの難関スペルの弾源のハニワを瞬殺できるからかなり簡単になるけど、霊夢のオオワシ霊憑依だとホーミングショットがハニワに吸われるからボスにダメージが入りにくくなって地獄化する、とか。

唐沢

苦手なボスに対するメタとか、自分のプレイスタイルに合わせて自機性能を選べるところがいいな!

6ボスの難関スペル。本来はかなり難しい弾幕だが、妖夢の斬撃連射なら圧倒できる。

アイテムの絵柄を揃えてロアリングモードを発動

ユンファオ

「東方星蓮船」のベントラーアイテムみたいに、動物霊アイテムが画面を泳いでる。

唐沢

ベ、ベベベ、ベントラー…ッ!

シャオリン

落ち着いて、ベントラーシステムとは完全に別物だってば。ってゆーか、そのネタは体験版の記事の時にもやってたわよね。

3色にループチェンジしながら画面内を遊泳する動物霊アイテムが「ベントラーアイテム」に似てるせいで、トラウマが発動してる御仁がいるようですが、あれとは全く別物なので安心して下さい。本作では揃えてもアイテムを吸い取るUFOとか出現せず、ロアリングモードという有利状態に移行します。ロアリングモード中は、

被弾してもミスを帳消ししつつ周囲の敵にダメージを与える「霊撃」が発動

さらに、同じ動物の柄のアイテムを3個以上含む状態で揃えた場合は、暴走ロアリングモードに移行。暴走ロアリングモード中は「霊撃」が使える他に、

オオカミとオオワシならショットを超強化し、カワウソなら敵弾を打ち消すバリアを展開。

憑依させてる動物霊の暴走ロアリングモードは継続時間が長くなるので、基本的には憑依霊に合わせて揃えるべきアイテムが変わってきます。

ユンファオ

過信はできないけど、カワウソの暴走ロアリングモードのバリアは防御面は最強。

ラスボスの最終奥義すらこの通りほぼ完封できる。クリア目的ならカワウソは最高の友人。

自機と憑依霊の組み合わせに加えて、ゲーム中に集めるアイテムの種類とかロアリングモードに入るタイミングなど、攻略方法や作戦の立てがいは、かなりあるかと。何をしてもあまりプレイ感覚が変わらないと面白くないですが、このゲームはだいぶ変わりますので試行錯誤してクリアを目指す楽しみが味わえる。そこが最大の醍醐味だと思います。

鬼形獣の華麗なるボスたち

二次創作ではデフォとなっている巨乳キャラはちょこちょこ見かけますが、今回はZUN公認の巨乳キャラが登場しました。STGプレーヤーの間口だけでなく、キャラニーズにも多様に応えようとしてくれているのだ。

1面ボス 河原のアイドル水子「戎 瓔花」(えびす えいか)

賽の河原の仏教説話がモチーフ。結構エグい説話なのに石積みコンテストとか言ってせっかく明るい雰囲気出してるのに、むしろ河原の子ども達が頑張って積み上げた石を、登場する鬼に代わって平気で崩しまくる主人公勢がちょっと鬼畜すぎたのか、「死ねーーッ!」とかダイレクトに叫ばれて超ビビった。

テーマ曲の「ジェリーストーン」はかなり聴き心地よくてオススメです。

2面ボス 古代魚の子連れ番人「牛崎 潤美」(うしざき うるみ)

吹き出しで巧みに隠しているが…バレてるぞこの巨乳め。ZUN氏の絵の時点ででっかいのは貴重。モチーフは牛鬼のようですが、牛鬼と言えばとりあえず人間を襲うのが趣味なロクでもない妖怪ですが、彼女は人間を襲わず、むしろ三途の川へ迷い込んだ人間を無事に送り返したりしてくれるので、いい妖怪らしい。

3面ボス 地獄関所の番頭神「庭渡久侘歌」(にわたり くたか)

地獄の関所の番人であり、ニワトリの神様であり、今回の最萌えちゃんである。なんといっても頭の雛鳥がコケー!とか言っててカワイイ。閻魔大王から命令を受けたりするだけあってかなり実力は高いようで、3面ボスとして登場する時には霊夢たちの実力試し、EX面の中ボスとして登場する時はガチ。

4面ボス 鬼傑組組長「吉弔 八千慧」(きっちょう やちえ)

畜生界で幅を利かせている三大ヤクザの一角、鬼傑組の組長。パワー派よりは知能派のせいかスペル弾幕は見切りにくいものが多めで、ここから難易度がグワッと上がると感じます。畜生界の勢力争いのために霊夢たちを利用することを思いついた張本人で、ある意味では黒幕という事になります。

5面ボス 埴輪兵長「杖刀偶 磨弓」(じょうとうぐう まゆみ)

賽の河原を渡ってた頃はまさかラスボス付近にハニワが登場するなんて思ってもみませんでした。背景に前方後円墳が見えることもあって、いかにもThe大和時代って感じの服装なのにちゃんとフリルが入っていて、それでいてパッと見で違和感が無かったのがスゴイと思います。

高密度の通常弾幕も厄介なんですが、ハニワを召喚してそれを弾源とするスペルカード群もなかなかに対応が難しく、総じて強敵。先に紹介した通り、妖夢の斬撃ならハニワをガンガンに叩き斬ることができるので、このボスとラスボスの「偶像人馬造形術」がすこぶる苦手な人は、メタのためだけに妖夢を選ぶ価値すらあると思います。

迫りくるハニワを積極的に始末できないと追い詰められやすい。

6面ボス 孤立無援が誂えた造形神「埴安神 袿姫」(はにやすしん けいき)

日本神話で時々名前をみるイザナミという神の大便から化生したという、土の神様である。神ってウンティーからも生まれるんだなァ…。

ラスボスとしての強さはまずまず。円形「真円造形術」がワカラン殺し的な性質を持っていることと、埴輪「偶像人馬造形術」が突出して難易度が高いですが、全体としてはかなり難易度が抑えられていると感じます。それに、今作では最後の2つのスペルカード時には動物霊の増援がやって来る(画面端から次々と動物霊アイテムが出現し続けるw)という演出があって、実質的にはほぼ常にロアリングモードでいられるので被弾してもかなりミスに直結しにくいというギミックもありますし。東方初心者でも相当戦いやすいラスボスだと思う。

ラスボスのスペルカードにしては全体的に殺意が低め。

それにしても、賽の河原を渡ってた頃はまさかラスボスが大量の彫刻刀とかベラを握ったエプロン姿の造形師だとは思ってもみませんでした。霊夢も「私は何と戦ってるのかしら…」と呟いてましたし、地獄霊たちが人間界を侵略とかって、何の話だっけ…? まあ、そこが今回のストーリーの面白いところなんですが。

唐沢

ハニワを量産する造形術の神様がラスボスだと? かわってンな!

シャオリン

オリジナリティに溢れてて私は好き。

EXボス 勁牙組 組長「驪駒 早鬼」(くろこま さき)

フリフリ感薄めで東方の中ではカッコ良さ高めのヤクザモン。完全実力主義の勁牙組をまとめるトップなので相当強いのかと思いきや、EXボスとしての難易度は他作に比べてだいぶ抑えられている印象です。たぶん倒しやすいEXボスランキングでは上位に来るはず。

どうしてもいただけないのが、

暴走ロアリングでショットが派手になってるとそのせいで敵弾が超視認しづらくなる

ことがある点。

勁疾技「マッスルエクスプロージョン」は結構ひどい。

撃破後は、勁牙組の人間界支部を作って人間界の支配を霊夢に任せたい、なんて言ってくるあたり実力さえあれば誰でもウェルカムなサッパリした性格の持ち主である反面、霊夢がそれを断ると「え? 断るなんて酷い…。そんなに強いのに人間界を支配しないなんて。何の為に力を見せつけたのよ」と、心底なぜ??といった様子を見せてくるので、噂されていた通り勁牙組はトップから末端まで脳筋揃いである事が分かります。彼女に限らずですが、脳筋な子は考え方がシンプルでよいなあ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です