数年前からの計画である「密かにSTGブログ化」を目論み中

STG紹介#13「エリュシオン」SF×美少女モノ好きなのでアプデを重ねて昇華してほしい

ユンファオ

STG紹介シリーズ記事第13弾は、数日前にリリースされたばかりの横シュー「エリュシオン」

シャオリン

TGS2019で体験版を何度も遊んだやつよね。

唐沢

体験版の時は敵が固くて爽快感が薄いとか、敵弾にバリエーションが無くて寂しいとか、気になるトコが色々あったけど製品版では改良されたんかな?

ユンファオ

…ほとんどそのまま。
舌が肥えてるシューターにはウケないかもね。

唐沢

えー…。
エリュシオン
2019/11/8リリース。同人ゲームブランド「浪人ゲームズ」制作の横スクロール2Dシューティング。ウリはストーリーのあるADVパートと、ぬるぬる動く2D美少女キャラ。 現在はSteamで販売中。

概要とかストーリーとか

タイトル画面。本作は高解像度2Dイラストがぬるぬる動くことをウリの一つとしている。

横スクロールSTGでありながらキャラクターとストーリーの設定がノベル形式で語られていくタイプの、同人STG界隈ではわりとよく見るような構成のゲーム。公式サイトによればテキスト数は原稿用紙40枚近く分にも達する勢いのようで、STGにしてはそれなりにボリュームは多めで感心です。とはいえ、選択肢などは無く2週目以降でも特に内容は変化しないため、スキップ機能は欲しいところですが、今のところメニューを呼び出して「スキップ」を選択しなければならない仕様で、そこは正直なんでじゃ…って思う。ボタン押しっ放しで高速送りさせて…。

ストーリー

遥か過去に栄華を誇っていた超文明が星間戦争により衰退して幾星霜。
かつて星間連合の一翼を担っていたこの惑星アルカディアも戦争の被害で優れたテクノロジーのほとんどは失われてしまった。

人類はわずかに残された技術を独占して天上に逃れた少数派天上人「ユートピアン」と朽ちた大地で遺物を掘り起こして再利用する多数派地上人「ディストピアン」とで対立していた…。

そして対立していた事実すら忘れ去られた頃、古代兵器「ガーディアン」が突如として暴走を開始。主人公「シオン・オブシディアス三等空尉」は高機動飛行デバイス「戦姫」を駆り、ガーディアンの鎮圧任務を開始する。

技術力では上を行くが少数派の天上人と、技術力では劣るが多数派の地上人の対立。ガーディアンが臭うぜ。って話です。主人公勢のシオンたちは当然地上側。

地上のシケた雰囲気はとても良い。なかなか描き込まれてるし。

基本シリアス路線であり、一部目を背けたくなるようなツライ境遇の子とかいるんですが、主人公シオンとその上官である瑠璃クレロデンドルム壱等空尉の漫才でチャラ。STGで時々見かける、クリアしたのに救いが無い、みたいなストーリーではなかったので安心して下さい。冒頭部分の古きロリし日のシオンとそのお父さんが暴走したガーディアンにやられて「ぐああっ」とか言ってたのを見た時には、これ無駄に暗~いやつか…?と身構えもしましたが、一人で逃げろと言われて「おとうさんと一緒じゃなきゃ、やだよ!」と泣きじゃくる幼女シオン(当時6歳)に対して、「馬鹿野郎!」と一喝するシーンでちょっと和んだ。

キャラクターは美麗で可愛く、フルボイス演技も十分聞ける品質である。

しかし、せっかく高解像度2Dイラストぬるぬる挙動を謡っているのだから、立ち絵もぬるぬる動かせば良かったのにって思う。

会話パートの立ち絵もぬるぬる動かして。

何のために全8キャラのうち5人が巨乳なのか、よく考えてもらいたいものだ。

ちなみにボム使用時にもカットインが入って、これは揺れる。

ボム使用時に取得できる実績名は「たゆんたゆんおっぱい」。作者は病気である。

STG部分は内容が単調すぎるため改良求む

シャオリン

むはー。キャラ超かわいい。

ユンファオ

それは同感だけど、やっぱSTG部分の完成度が低いのが目立つ。もったいない。

私の持論ですが、横シューは縦シューと比べて面白いギミックや派手な演出をタングステン鋼並みの高密度で詰め込まれていなくてはなりません。

プロギアのことを悪く言うつもりは全く無いのですが、「人間の両目が横並びに配置されている以上、横スクロールは弾幕STGに向かない」と神様が仰っていましたがそれはどうも真理のようです。よって、なんとなく縦シューはスポーツ系、横シューはエンタメ系、みたいな寄せ方が好ましいと思ってます。別に弾幕でもいいですが、横シューであればとにかく他のゲームに無い面白いシステムだったり、演出のセンスだったり、敵や攻撃のデザインの斬新さに期待したいところなのですが、本作はひたすらに単調な配置の単調な敵が単調な弾幕を吐き出すのみなので、そこが宜しくない。

敵弾のデザインも片手で数えられるくらいしかない。

上のGIFのような単調な敵の配置、敵の攻撃が目立ち、敵も固く爽快感も薄い。そして近年のSTGで稀に見るクソヨワな自機であり、後半は常に弾幕を潜りながら敵の真正面を陣取らなくてはまともにショットを当てることすらできないため、STG初心者には相当キツキツだろうと思われます。まさか今時のSTGで、撃ち漏らした…というかこのゲームでは壊しきれなかった敵が延々と弾幕を撒き散らし続けながらいつまでも画面内に居座るとは思わなんだ。

調整不足といわざるをえない。

唐沢

どうすりゃいいんだろうな。

ユンファオ

とりあえず、火力と派手さを上げる。

ぶっちゃけた話、
爽快感と演出の派手さがあればとりあえず楽しめる
みたいなトコがSTGにはあると思います。そう大きく変わり映えのない2Dシューティングに見えても、洗練されたタイトルはレベルデザインのセンスが良い上に本当に細かなとこまで調整が行き渡っているものですが、いきなりその領域に達することはなくても、まずは自機の火力と派手さを大幅に強化し、それに程よく対抗してくれる耐久力と物量の敵を配置すれば、とりあえず気持ち良くプレイできる気がします。この手のSTGをなんとなく手に取る人っていうのは、とりあえず気軽に気持ち良くなりたいんですよ。たぶん。

で、そのあとは自機のショットやボムなどの装備を追加したり強化したりといったキャラゲー向きの要素を入れたり、敵側の攻撃にオリジナリティを持たせたり派手にしたり、といった事をすれば見栄えもよくなるハズ。見栄えが良いSTGは、見栄えが悪いSTGよりも売れるぞ!

たとえば2面のホルスタインお姉さんのこの攻撃は、空から降り掛かってくる火球みたいな見た目にするとか―――

たとえば3面のオトメディウス少女のレーザービームはもっと燦々と輝かせて、いかにも当たったら即融解しそうな感じを出すとか―――

とにかく敵味方共にもっと派手に大胆にいきたいですよね。せっかく映像は高画質で美しいのだから、そこをもっと活かすべし。横シューって、そういうところを作り込んでいくのが楽しいのではないかなと思ったりもします。

キャラ押しの強いゲームなので、ボス側にも必殺技っぽい攻撃を出すときにカットインがあってもいいかもしれないですね。もちろんぬるぬる動くやつを。ボス戦のBGMはどれもこれも超カッコイイことも後押しして、きっと盛り上がる。

今後に期待したい一本

かなりの限られた予算、少数体制で作ってるゲームだというのは理解しているのですが、やはりアップデートに期待してしまう。開発者の方もユーザー側からの意見を聞いてアップデートしたいって言っておられますし、各体験イベントに出展したりSNSでもアピールしたり、缶バッジとかの記念品を配布したり(私はTGS2019で2個ももらった)、手を抜いたりしてるようには思えないし、なにより作品に対する愛がかなり感じられますので、そういったタイトルはアップデートにより大きく化ける可能性がある。

ところで、シオンしかプレイアブルキャラがいないのにゲーム開始時にキャラ選択画面があるのは、プレイアブル追加は結構ガチで予定されてることの裏付けなんでしょうか。

今のところシオンしか選択できない、キャラ選択画面。

ちなみに、突然ですが私のお気に入りキャラは4面ボスのエリスだ。自機キャラ追加するなら、
エリスを。なにとぞ、エリスを。

クールでビューティーでたゆんたゆん。そして尻だけあえて隠さないという常軌を逸したファッションの大胆さもヨシ。


シャオリン

1,200円の低価格帯のゲームだから、あまり多くのことは期待できないのかもしれないわね。

ユンファオ

とは言ってもSteamで買える1,000円前後のシューティングは良作も多い。この価格帯で勝負するにはもう一押し、いや二押しが必要。

唐沢

そうだぞ。ただでさえSTGは他と比べて市場が狭いんだから、やれることは徹底的にやらなきゃ本当の意味で参入できないぜ。

ユンファオ

とにかくアップデートは注目しとこ。

こんな人にオススメ!

  • キャラが気に入った人。
  • とりあえずSF世界観の横シューなら触ってみたい人。
  • 新規ブランド特有の未熟さ・不完全さに愛しさを感じたり、アップデートにより少しずつ昇華していく様子を我が子の成長のように見守りたい人。

そういえば、3面のボスは強すぎだぞ、と…。

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